産技高専文芸同好会

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原稿作成の手引き

▼このページは?

このページでは、文芸同好会における原稿作成の方法を書いておきます。
新入会員への説明という意味合いが強いですが、会員でない人も興味があれば読んで頂いて構いません。
しかしこのページで書かれていることは一般的な小説の書き方ではなく、飽くまでも文芸同好会で提出するための原稿作成法だということを留意してください。

ここに書かれているのはデジタル原稿の作成法ですが、環境が揃っていないから書けないという人は手書き原稿も受け付けています。
その場合は会長に相談してみてください。
また、この手引きは小説を主な対象にして書いているので、詩などを書く場合には当てはまらないこともあるかもしれません。
それに関しても、気になる人は会長に相談です。

▼基本事項

まずは基本中の基本となる、記号の使い方などを挙げておきます。
原稿の提出法などが分かっている人でも、ここだけは読んでおいて頂けると助かります。

・二次創作とエログロは禁止(グロには意外と寛容……らしいです)。
・存命の人物名や社名は出来るだけ出さない。
・数字を表わす場合は漢数字を使う(例:一九九〇年五月十二日)。
・小説で一般的に使われない記号は不可(☆や♪、(笑)など)。
・台詞を表わす場合のカギカッコ「」は単独で段落を形成し、行頭に空白を入れない。
・ビックリマーク(!)やハテナマーク(?)の後に文字が続く場合は1文字分空白を入れる。
・閉じカッコ(」)の直前には句点(。)や空白を入れない。
・ビックリマーク(!)を重ねたり多用したりしない。
・三点リーダ(…)やダッシュ(―)は偶数個連続で使用する。
・記号に頼り過ぎない(これが特に重要)
大体こんなところを守っていれば文句なしだと思います。
記号の使い方については私のブログでもう少し詳しく紹介していますので、気になる人は以下のリンク先も読んでみてください。
記号の使い方

続いて、原稿作成から提出までの流れを大まかに書いていきます。
もう分かってるよ、という人はここまで読めば大丈夫です。

▼まずは原稿のファイルを作ろう

文芸同好会では、原稿用のワープロソフトとしてMicrosoft Wordを使っています(産技高専の学生であれば、学校のサイトからWordをダウンロードできるそうです)。 しかし体裁が揃っていないと編集が大変なので、下記のテンプレートを基にして原稿を作ります。

原稿テンプレート

↑のリンクをクリックすると、テンプレートのファイルをダウンロードできるはずです。
保存場所はどこでもいいですが、テンプレートはよく使うので分かりやすい場所にしておくと良いです。

では、ダウンロードしたばかりのファイルを開いてみましょう。
何も書かれていない白紙の状態が表示されるはずです(ちなみに文字数は32文字×26行になってるはずです)。
ここに文字を入力していきましょう。
原稿を書く時は、操作ミスなどでデータが消えないよう、こまめに上書き保存(Ctrl+S)することをお勧めします。

▼原稿を書き始めよう

ここからが原稿作成の本番ですが、「どんな作品を書くべきか」ということは説明できません。
読者に不快感を与えるような表現(過度なエログロなど)や二次創作は原則禁止ですが、それ以外なら自由に書いて大丈夫です。
なのでここでは作品の内容ではなく、文章の書き方に関して説明しておきます。

まず、1行目にはタイトルを入れずに本文から書き始めましょう。
タイトルは原稿のファイル名を見て編集係が入れますので、原稿の中に書く必要はありません。

次に段落と改行についての説明です。
段落とは、いくつかの文章を意味的に分けた一まとまりのことで、小説を書く時は文章を段落に分けながら書いていきます。
段落の始めでは1文字分の空白を入れ、段落の最後では改行をします。
文章の意味が区切れたら改行して1文字空白を入れる、と覚えると分かりやすいかもしれません。
さらに段落よりも大きな区切りでは空行(文字の無い行)を入れることもあるので、必要に応じて活用してください。

本文の中で文字のサイズや書体を変更するのは避けましょう(最初からテンプレートに設定されているものを使ってください)。
どうしても使いたい場合は要相談ですが、小説の場合は許可は下りないと思います。

難しい漢字や人名などにはルビ(読み仮名)を付けることをお勧めします。
ルビはWordの機能として搭載されているはずですので、探してみてください。
ただし、無意味に難しい漢字を使ったり、当て字のようなルビを付けるのは避けましょう。
また、人名にルビを付ける場合でも、その名前が初めて出てきたときだけに付ければ十分です。

そして最後に、読者への挨拶などがあれば後書きを付け加えても構いません。
本文が終わったところで改ページ(Ctrl+Ener)をして後書きに続けるのがいいと思います(改行の連続でページを改める方法もあります)。
後書きで作品の説明をするのもいいですが、「後書きを読まないと意味が分からない作品」にはならないように気を付けましょう。

▼原稿を提出しよう

原稿を書き上げることが出来たら、編集係の人に提出しましょう。
ファイル名は「作品名 ペンネーム 本名」にしてください(例:魔界戦記 鬼童丸 高専太郎.doc)。
提出方法はいくつかありますが、最も簡単なのは編集係へのメールに原稿ファイルを添付することです。
この方法が最も楽だと思いますが、GmaliやHotmailのアドレスを持ってない人は新規取得することになると思います。
編集係のアドレスはここには書けませんが、必要があれば送りますので、相談してくださいね。

もう一つの方法は私を経由して編集係に送ることで、これはメールアドレス不要です。
下記のメールフォームからファイルを送れますので、利用してみてください。
ただし私が気付かない可能性がありますので、出来れば「メールフォームに送りました」と連絡を入れてくれると助かります。

メールフォーム